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窓際コンサート

May 15, 2013A Window Concert in Brooklyn HeightsBy MAGGIE LEVINEDear Diary:自転車に乗って坂道を下る。上着なし。通りの木々に花が咲き誇っている。春は後戻りしない。この季節以上に心地良い季節はない。通りの角を曲がってブルックリンハイツのレンガの壁の前までやってきた。建物の前の歩道には大勢の人が白い折り畳みイスを並べて腰掛けている。私の友達のエリカもそこにいた。信号待ちの車からわざわざ窓を開けて何ごと...

祈りをこめて

April 29, 2013At the Post Office, Praying for DeliveryBy ANNE-LISE VERNIERVictor KerlowDear Diary:先週の月曜日の朝、アルゼンチンに住んでいる友人にお誕生日のお祝いカードを送るために、急ぎ足で郵便局に行きました。彼女の誕生日までにカードが届くかどうか心配だったので、係の人に尋ねてみました。「すいません、あの、このカード、あちらに届くまでに何日くらいかかるか分かりますか?今週の金曜日が誕生日なので・・...

「スワン家の方へ」出版100周年

April 16, 2013Proust at the Morgan LibraryBy TOM HUGHESMarilynn K. Yee/The New York Times: Clare Eddy Thaw Gallery of the Morgan Library & Museum.Dear Diary:場所:モルガン図書館&博物館の特別展示場。マルセル・プルーストの全七巻からなる代表作「失われた時を求めて」の第一巻「スワン家の方へ」の出版100周年を記念して、直筆原稿などを含めた特別展示が行われている。展示場はとても静かで、隣で見学している人た...

不安症

April 5, 2013Shopping and AnxietyBy STEPHANIE LAZARDear Diary:アッパーウェストサイドのベッド・バス&ビヨンドで買い物をしていたときに、たまたま聞こえてきた会話をご紹介します。これ、作り話じゃありません。ほんとのお話なんです。登場人物:二人の中年男性男性その1:「なるほど、今まで週に1回のセッションだったのを、週2回にするって言われたわけだ。で、その理由は何だって?」男性その2:「ああ、不安症が悪化...

猫の名前は・・・

April 3, 2013A Timely Cat EmergencyBy DORIA STEEDMANDear Diary:私の娘は子供の頃からずっと大の動物好きです。最近はブルックリンのキャット・シェルターでときどきボランティアをしいます。月曜日の朝、その娘が電話をかけてきました。いつもの調子でおしゃべりしようとした私をさえぎって、こう言われました。「ママ、聞いて。今わたし、キャットシェルターにいるんだけど、大変なの! 猫屋敷に閉じ込められてた可哀想な猫...

靴磨き職人のドン

March 22, 2013Shoeshine NotesBy JOE WIEDERDon at his shoeshine stand. Joe WiederDear Diary:47番通りとアベニュー・オブ・ディ・アメリカスの角に靴磨きのスタンドがあって、そこに靴磨き職人のドンがいる。私は最近そこをちょくちょく利用するようになった。初めて彼に靴を磨いてもらったときのことはよく覚えている。たまたま通りかかった私に大きな音で舌を鳴らして注意を引き、満面に笑みを浮かべながら薄汚れたローファ...

新たな結婚観

March 19, 2013Committed, Sort OfBy JOHANNA HENRYDear Diary:チェルシーの地下鉄の入り口で、ふと聴こえてきた会話。「そうよ、私たち、完璧な一夫一婦制というわけじゃないの。一夫一婦制的な関係ってわけ」  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー訳者注:本日の投稿は極めて短いものなので、全文を下記に記します。Overheard entering a Chelsea subway station:“We’re not monogamo...

エアコンに注意!

January 18, 2013Air-Conditioner BombsBy EMILY STRASSEREmily StrasserDear Diary:新しいルームメイトの彼と一緒に暮らすためにクイーンズの小さなアパートに引越しました。引越し荷物を開けていると彼の飼っている猫、ロミオが可愛い声でごろごろと喉を鳴らしながらまとわりついてきました。ほんとにシェークスピアの主人公みたいにハンサムな猫です。ところが、途中でちょっと買い物に出かけて戻ってみると、強烈なオシッコの...

塗りたて注意

January 15, 2013Beware Wet PaintBy STEFANI JACKENTHALDear Diary:アッパーウエストサイドのアパートメントのエレベーターの中。洗濯物をいっぱいためてしまった私は、これ以上入らないくらいに膨らんだ大きな洗濯物袋を引きずりながら、地下のコインランドリーへと向かった。乗り合わせた同じアパートの住人が、「地下室の床、塗り替えたばかりみたいだから気をつけた方がいいわよ」と声をかけてくれた。その人はロビーで降りた...

トロンボーンの音色

January 11, 2013One Man’s Noise Is Another’s SymphonyBy JEFFREY LEFRANCOISDear Diary:カシューナッツと玉ねぎ、それにシナモンを入れたひよこ豆シチューとカレーライスの夕食を用意して、テレビをつけた。撮りためてあるドラマ、「デクスター」を見なければ。トロンボーンの音色とともにドラマが進む。しばらくして場面が変わった。しかし、トロンボーンが鳴り止まない。不思議に思って窓の方へ向かった。窓越しには何も見え...

目利き

January 2, 2013A Hidden Warrior in the ParkBy MICHAEL DOMINODear Diary:11月の半ばのある日の夕方、アッパー・イースト・サイドの公園を散歩していたとき、一人の男と出会った。お互い何度か見かけたことはあるが、これまで言葉を交わしたことはない。たまたま眼があったので簡単なあいさつをして世間話を始めた。男は友人のジャックラッセルテリアを散歩させている途中だという。我々が話しをしている間、テリア犬はそばに据...

生きる

December 14, 2012An Encounter With a Red-tailed HawkBy MATTHEW KASSELMatthew KasselDear Diary:ブルックリンのパークスロープにある歴史博物館、「オールドストーンハウス」の外で、一羽のアカオノスリ(red-tailed hawk)が飛んでいるのを見た。するどい足の爪で、捕獲したばかりのリスをしっかりと掴んでいる。リスの身体からは血が流れており、眼は閉じていた。通りがかりの人たちは立ち止まり、その様子に眼をやった。一...

初めての同性結婚式

December 4, 2012My First Same-Sex MarriageBy JIMMY ROBERTSDear Diary:私にとって初めての「同性結婚式」だったまるで自分の結婚式の時のように感動した州法によってちゃんと認められた正式の結婚だ両家の両親とも承知の上正式な招待状が発送され、たくさんの返事が届いたそうだここは元教会だった。それが後にレコーディング・スタジオになり今はイベント会場になっているかつて、フランク・シナトラが「Everybody Ought to Be...

嵐の後

November 22, 2012Overheard in Hurricane Sandy’s WakeBy ELLEN SOLOW HOLZMANDear Diary:もしあなたが11月1日の木曜日、ハリケーンサンディが去った後、マンハッタンの五番街をミッドタウンから劇場地区まで歩いてみると、別に何にも大したことなど起こってなかったんだと思ったかもしれません。お店は開いているし、ハロウィーンの飾り付けは取り払われて、クリスマスの飾り付けに模様替えが進んでいます。歩道にはたくさんの人...

ハリケーン・サンディ Haiku

November 15, 2012 Hurricane HaikuBy JEFFREY RABKINDear Diary:ハリケーン・サンディの週に作った俳句。サンディ来襲直前、トンプキンス・スクエア・パークにて 公園で エサをついばむ 小鳥かな カエデの 枯葉舞い散る その中でサンディ来襲 ラジオから ギンズバーグの 「吠える」が聞こえる、 嵐止み 公衆電話に 人の列 山積みの 買い出し袋 非常階段サンディ過ぎ去る、再びトンプキンス・スクエア・パークにて...

November 7, 2012Stopping to See the RainbowsBy EMILY ROSEN-KINGEmily Rosen-KingDEAR DIARY:台風の何日か前にブロードウェイを歩いていると、前の方からやってきた一人の女性が声をかけてきて引き止められました。「ほら、上を見て、虹よ!」見知らぬ人に声をかけられてちょっととまどいましたが、言われた通り空を見上げると、上下逆さまの綺麗な虹が見えました。わざわざ声をかけてくれたその女性に感謝したい気持ちで一杯で...

大統領選挙

November 6, 2012A Widow at the PollsBy BETH GOLDOFFDear Diary:大統領選挙には毎回興奮させられます。8年前の時は特に元気が出ました。何とか自分も選挙に協力したいと思ったので投票所で働くことに志願しました(それにその頃は失業中だったし、その日一日で200ドルももらえたから!)。ウェスト・ヴィレッジの投票所に配属されたのですが、私のテーブルにやって来た有権者の皆さんはみんなそれぞれ気持ちがワクワクしているよ...

シュールなハロウィーン

November 2, 2012The Spookiest HalloweenBy CHASE SCHEINBAUMKarsten Moran for The New York TimesDear Diary:ハリケーン・サンディが直撃した直後の水曜日の夜に、ダウンタウンのキャサリン・レーンを自転車で走ることほど、怖ろしいことはなかった。建築現場の足場が吹っ飛んで、あちこちのビルの間にトンネルを作っていたし、街全体が停電してあたりはほんとに真っ暗だった。僕は全速力でペダルを漕ぎながら、自転車の灯りを...

October 15, 2012Would You Rescue a Moth?By BRIAN J. FARRARVictor KerlowDear Diary:二週間ほど前の朝の通勤電車でのこと。いいつものようにマンハッタン行きの地下鉄に乗っていたら、一匹の蛾が車内に入り込んでいて、乗客の間を飛んでいるのに気がついた。つり輪につかまっている人たちの頭や肩のあたりを意味もなくふらふらと、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。ある乗客は熱心に朝刊を読んでいて、全然気がつかない。ほか...

もっともな金銭感覚

October 10, 2012A Musician’s EconomicsBy DEAN PITCHFORDDear Diary:西45番通りをあるいてたとき、通りに面した「弦楽器スクール」の玄関から小柄な母親とその娘さんが一緒に通りに出てきた。女の子は子供用の小さなヴァイオリンケースを肩にかけていて、母親の方は大人用のチェロケースを背中にとりつけていた。そのとき、前を歩くその母娘と私の間に2枚の1ドル札が落ちているのが目に入った。反対側から歩いてきたおしゃれ...

ホームレスとアスプレイ

September 28, 2012Homeless, With DignityBy LISA PALAZZODear Diary:数週間前の土曜日の朝、マディソン・アヴェニューのバス停でバスを待っていたときのこと。一人のホームレスの女性が近くのアスプレイのお店の前で横になって休んでいるのが目に入りました。アスプレイはそのとき改装中でお店は閉まっていたのですが、ちょうど作業員の人たちがやってきて、彼女はその心地良い場所から離れなければなりませんでした。そんな状況...

セントラルパーク川柳

September 12, 2012Central Park SenryuBy BARBARA HANTMANDear Diary:キックスクーターとめて坊やが聞き入るママの読む本Damselette toddlerWith mom stops scooter, listens:Poetry reading.人力車ブロンド二人に手を貸すいなせなロシア青年Bicycle rickshaw:Lithe Russian man gives promoTwo blondes climb aboard.馬のいななき、バギー、赤い花セントラルパークでセカンドハネムーンHorse, buggy, red blooms,Whinnying; turn...

【夏の終わりの詩】

August 30, 2012A Poem for the End of SummerBy RICHARD STORMDear Diary:【夏の終わりの詩】金持ちで綺麗な格好をした人々は、海辺のビーチ渋滞の減った普段通りの街に我らを残してやがて皆、夏のバケーションから帰ってくる読み終えた本のことや昔の輝きを失った避暑地への不平を口にしながら黄金色のタクシーが再び街を埋め尽くし枯れ葉が舞うよりも正確に夏の終わりを告げるのだ  ...

腰掛け専用のベンチ

August 24, 2012Bench for Sitting OnlyBy SHARON MASTOzier Muhammad/The New York TimesDear Diary:【ニューヨーク公共図書館の外側ベンチの上に掲げられた注意書きを見て】図書館の外看板に曰く「このベンチは腰掛け専用」ベンチの上で踊ることも?大声で叫ぶことも?ボール遊びも?創造力あふれる他のいかなる使用方法も、禁止?そう、禁止なのだ。ここでの真のメッセージはこれだ:「この看板の向こう、建物の中に並ぶ多くの...

ネイルサロンにて

August 20, 2012An Escape at the Nail SalonBy JEN REINVictor KerlowDear Diary:お友達と二人で西57番通りにあるお気に入りのネイルサロンへ出かけたときの出来事です。この日はマニキュアとペディキュアと両方ともやってもらうことにしました。ここはかなり大きなお店で、ペディキュア用の椅子(ペディチェア)とマニキュア用のテーブル(マニテーブル)がそれぞれ別々の広い部屋にしつらえてあります。私達二人は最初にペディ...

ジェンダー・ニュートラル

July 30, 2012Seeking a Stamp Without a StatementBy CAITLIN O'TOOLEVictor KerlowDear Diary:チェルシーの街角の23番通りにある郵便局に出かけると、ほとんどいつも何かしら小さな揉め事が起きているのに出くわします。これまで見聞きした出来事を全部書き記すことなんてとてもできないくらいです。そんな中、先日、一人の女性が窓口の職員さんとひどく長い時間をかけてやり取りしていたのが、そのユニークさにおいて、とても驚...

重力には逆らえない

July 26, 2012A Question of GravityBy ALICE KACHERIAN TRENTDear Diary:もうずいぶん昔、何年も前のお話です。ランダムハウス社の駆け出し編集者だった頃のことで。その日の朝もいつもと同じようにオフィスに向かって足早に歩いていました。何か仕事のことか、その日の予定のこととかそんなことを考えながら歩いていたんだと思います。パークアヴェニュー沿いの高層ビルの前を通る時、「頭上注意、窓拭き作業中」というサインが...

クール・スポット

July 25, 2012Escaping the Heat, and Seeing the CityBy KITTY CLARKESpencer Platt/Getty Images:Stairway to the High Line.Dear Diary:先週の暑かったこといったら本当にあきれるほどでございました。アパートメントのお部屋の中にいると、もうそれはうだるような暑さで、何とか「涼しいところ」を求めて、毎日外へ出かけることにしたのでございます。一日目:気温31.1℃最初の日はニューヨーク図書館に参りました。レストラン...

流行のさらにその上

June 29, 2012Manhattan MenagerieBy LAURA GRILLET-AUBERTDear Diary:何か目新しいものに出くわしたとき、「一度目は発見。二度目は偶然。三度目は流行」って言いますよね。でも、それが四度も続いたら、一体なんて言えばいいのかしら。最近のほんの一カ月の間で、こんなことを続けて経験しました。一度目:202番通りをハーレムリバー・ドライブに向けて運転していたとき、ヒヨコがよちよち歩いて通りを横切って行った。立派なト...

適材適所

June 22, 2012A Fellow Park StewardBy TONY MEOLADear Diary:ニューヨーク市公園管理局のトップとして長年活躍してきたエイドリアン・ベネプ氏が新しい仕事に挑戦するために退職するというニュースをみて、数年前のある日の出来事を思いだした。ちょうどリバーサイドパークの中の小道をジョギングしていたときのことだ。犬を連れた婦人が立ち止まって携帯電話で熱心になにか話している姿が目にとまった。場所は歩道の横の芝生の植...

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