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思いやり

DEAR DIARY:

私はメイン州の小さな町に住んでいますが、仕事で時々ニューヨークへやって来ることがあります。口の悪い地元のお友達は、ニューヨークみたいに騒がしくて乱暴なところにそんなにしょっちゅう出かけるなんて、頭がおかしいんじゃないのと言って、私のことをよくからかいます。先日、そのニューヨークで私が体験したある出来事は、それでも私がニューヨークへ通うのを楽しみにしている理由の一つを示す、とてもよい例と言えるものでした。それは、ニューヨークらしくない出来事とも言えるし、いかにもニューヨークならではのこと、とも言える出来事だったのです・・・。

ソーホーのお店を出て、スプリング・ストリートの先の地下鉄の駅に向かおうとしたときでした。外は寒く、雨が降っていて、私は傘を持っていませんでした。地下鉄の入り口まで7ブロックは歩かなくてはなりません。いつものことですが雨降りとなるとタクシーは一台も見当たりません。

しかたなく通りを歩き始めると、交差点の赤信号に引っ掛かりました。じっと立ち止まって信号が変わるのを待っている間にますます濡れてきます。その時、後ろから誰かが腕を伸ばして傘をさしかけてくれたのです。振り返ると、20代後半くらいの若い女性が「どうぞ、一緒に入って」と微笑んでいるのです。

彼女の狙いは何なのかしら?傘半分の使用料20ドル?!(ニューヨークだから!!) いいえ、そんなことはありませんでした。信号が変わって通りを渡りながら、どこへ行くのかと聞かれて、この先の地下鉄の駅まで、と答えると、自分もその方向なのでと言って、しばらくそのまま一緒に歩くことになりました。彼女の行く先との分かれ道にたどりついたところで、彼女は、自分は時間があるので、お望みなら駅までお送りしますよと申し出てくれたのですけど、私はお断りしました。もう十分ご厚意をいただいたと思ったからです。私は彼女にお礼を言って、きっといつの日か、貴方に対しても誰かがきっとこのような親切を施して下さいますように、とつけ加えました。「有難う、でも、もう何度もそういう親切を受けてきましたから!」と彼女は答えて通りを歩いて行きました。

去って行く彼女の後姿を見ながら私は本当に感心しました。悪評高い街で見知らぬ人から示された、思いやり溢れる行為でした。

KATHY JERRAM

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訳者注:
メイン(Maine)州は、アメリカ合衆国本土の最東北部に位置する州。住民の白人比率が最も高いことで知られている。名物は何と言ってもメイン・ロブスター!
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