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命の恩人

DEAR DIARY:

東35番通りを西に向かって歩いて、パークアヴェニューとの交差点で信号が変わるのを待っていました。そのとき私は、ちょっと考え事をしていて、いつものようにまわりに気をつけていなかったのです。隣りに並んで信号待ちをしていた人が動き始めたような感じがしたので、私もつい、信号も車も見ないまま、一歩、足を前に踏み出しました。すると、通りの反対側から「危ない!停まれ!」という大きな声が聴こえました。はっと気付いて足を止めると目の前をタクシーが一台、猛烈な勢いで通り過ぎて行きました。

私の命を救ってくれた恩人の姿を確認しようと、通りの反対側を探すと、いかにもホームレスという格好をした男が横断歩道の向こう側に立っているのが目に入りました。そして次の瞬間、私は視線をそらしました。私がとんでもないおバカさんだということを知られてしまって、バツが悪かったからとも言えるし、元々、ホームレスのような人とのアイ・コンタクトは極力避けるようにしていたからかもしれません。その人から目をそらすとすぐに、私の中で、私のことを責めたてる声が聴こえてきました。「何てことなの、この人はあなたの命を救ってくれた人なのよ。ちゃんとお礼を言うべきでしょ!」

そう、ちゃんとお礼をいわなきゃ、と気を取り直して、信号が変わるのを待って、横断歩道を渡り始めました。反対側からはその男の人がやってきます。横断歩道の真ん中で彼の様子をうかがうと、今度はその人の方が何か考え事でもしているのか、心ここにあらずという感じでした。何やら一生懸命独り言をつぶやきながら、周りの人には一切目を向けず(私の顔を見もしませんでした)ずんずん歩いて通り過ぎて行ったのです。

この話を何人かのお友達にしたら、皆、「私だったら、後ろから追いかけてでも、その人に声をかけて、お礼を言うわ」と言いました。でも私はそうしませんでした。そのまま真っ直ぐ歩き続けたのです。

Maureen Grolnick
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