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タングルウッド音楽祭

Dear Diary:

私の娘のアリックスがまだ学生の頃、マンハッタンンのラジオ局、WNYCで、インターンとして働いていたことがあります。彼女が制作のお手伝いをしていた番組はいつも聴くようにしていたのですが、ある日、その番組の終わりに、私の大好きなタングルウッドのコンサート・チケットを抽選でプレゼントするというお知らせがありました。まだ私が小さい子供だった頃(1950年代です)、夏休みの楽しみの一つは、マンハッタンからバスに乗って、家族みんなで聴きに行った、タングルウッドのコンサートでした。なので、普段はこういうことはあまりしないのですが、受付の電話番号を控えて、早速、応募してみることにしました。

ずっと話し中が続いたのですけれど、何度目かかけ直したときに、ようやく電話がつながりました。若い女性が電話をとって、私にチケットが当たったと教えてくれました。生まれて初めてこういうのに申し込んで、いきなり当選するなんて、本当に嬉しかったです。それも私の大好きな、タングルウッドのコンサートチケット2枚です!!電話口の向こうで彼女は続けます。「先ほど、プロデューサーの人と、もうお話しされたと思いますけど・・・」、「いいえ」、私はちょっととまどいながら答えました、「誰とも話してませんよ。局の人ではあなたが最初なんですけど」すると、彼女は、「えっ?!」と驚いた声をあげて、「そうなんですか、それは・・・、ちょっとすいません、もしかしすると、私、間違ったのかもしれないんです。申し訳ありません・・・」 あらまあ、なんてことでしょう。でも、何か本当に申し訳なさそうな、誠実な対応だったので、怒るわけにもいかず、私も誠意をこめて彼女にいいました、「そうなの、そうだとしたらとても残念だわ、私、タングルウッドのコンサート、大好きなんですよ。だから、もう一度、再確認していただけますか? もし、ほんとに間違いだったら、それはもう仕方ないと思いますから」 そのまま受話器を持ってしばらく待った後、電話口に戻ってきた彼女は、今にも泣きだしそうなのを必死でこらえているという風情で、結果を教えてくれました。

「本当に申し訳ありませんでした。私、間違ったボタンを押してしまったようなんです。チケットが当たったのは別の人でした。心からお詫び申し上げます・・・」 この若い担当者は自分の失敗を正直に認めて、すっかりしおれているのです。「OK! 分かったわ、元々当たってなかったってことなんだから、しょうがないわよね。あなだがそんなに気にする事ないわ。ところで、つかぬことお尋ねするんですけど、そちらでインターンの子が何人か働いてるでしょ?」 「はい、何人かいます」 「アリックスっていう女の子、ご存じ?」 しばらく間があって、 「・・・、お母さん?!」

Barbara Sternberg

tanglewood.jpg

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訳者注:
タングルウッド音楽祭は、毎年夏にマサチューセッツ州タングルウッドで開かれる有名な音楽祭。ボストン交響楽団を中心に、様々なジャンルの音楽を、自然に囲まれた素晴らしい環境の中で堪能する事ができる。

ボストン交響楽団の音楽監督を29年間(1973年ー2002年)勤めた小澤征爾、1986年に「タングルウッドの奇跡」と呼ばれる演奏を行い、話題をさらった後藤みどり(当時14歳)など、日本人にもゆかりの深い音楽祭です。

Tanglewood
「タングルウッド音楽祭とは」
「音楽祭征服」後藤みどり
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