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DEAR DIARY:
ある日の夕方、お気に入りのベーグルショップ、「タル・ベーグル」で一休みしようと、車を停めた。場所はイースト・サイド、1番街と54番通りのあたりだ。この辺の住人には犬を飼っている人が多くて、通りには夕方の散歩に犬を連れている人が何人も見受けられた。かく言う私も、種類の違う三匹の犬を飼っている愛犬家なので、その光景を目を細めてながめていた。すると、目の前のアパートメントの玄関から、三匹のブルドッグを連れたご婦人が出てきた。三匹ともブルドッグではあるが、色も大きさもそれぞれ異なっていた。ブルドッグというのは本当に、なんというか、不思議な犬だ。不細工であることは間違いないのに、どうしてだか、とても愛らしいのだ。ご婦人が歩道を歩いて私の停めた車に近づいてきたので、声をかけずにいられなかった。
「やあ、これは素敵なブルちゃんたちですね。親子か兄弟ですか?」
すると、婦人は腰をかがめて、小さな声でそっと返事を聞かせてくれた。
「まあ、ありがとうぎざいます。実は、全然、関係ないんですよ。だけど、親子だって、教えてあるの。喧嘩しないようにと思ってね!」
Larry Farkas
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