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スコッチ

Dear Diary:

場所:ロウワー・イースト・サイドにある一軒のバー
日時:週末の夜10時過ぎ頃

僕は友人と待ち合わせているバーの前にやってきた。店の入り口のそばに、僕(28歳)と同年輩くらいの男がいてタバコを吸っていた。いかにもその店の常連らしいその男が、中に入ろうとする僕に「いい店だぜ、この店は」と声をかけてきて、「スコッチの品ぞろえがすごいんだよ」と言う。「あ、そう、スコッチに詳しいんだ」と応えて、「僕もスコッチは好きだけど、いいやつはちょっと高いよね」と言うと、「中に入ったら飲んでみな、最高だからさ」と、何か僕の聞いた事のない銘柄を教えてくれた。「ああ、そうするよ、ありがと!」とお礼を言って僕は店内に入った。

混み合った店内で友人たちを見つけて、バーテンダーに早速そのスコッチのことを尋ねてみると、予算オーバーだった。まあ、その晩は、元々ビールだけで安くきりあげるつもりだったので、予定通りビールを飲みながら楽しく騒いでいた。するとそこにさっき店の前で出会った男がやってきた。どうして自分のアドバイスに反してビールなんぞを飲んでいるのかと思ったようなので、正直に、今夜は持ち合わせがなくてスコッチまで手が届かないんだよと説明した。するとその男はバーテンダーに声をかけてそのスコッチを二杯注文した。グラスを受け取ると、一つを僕の方に押しやった。彼の気前の良さに驚きながらグラスを受け取ったけれど、何か変な誘いを受けたりしなきゃいいけどな、と正直不安になった。するとその男は僕の肩に手を回してこう言った。「勘違いすんなよな、俺が入れ込んでるのはお前さんじゃなくて、スコッチの方だからさ」

男は手に持ったグラスを僕のグラスに軽くぶつけると、自分の席に戻って行った。

Neil Kernis

scotch.jpg


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訳者注:
スコッチ好きの男の最後のセリフ、原文はこうです、「“Dude, it’s not about you. It’s about the Scotch.” 」
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