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靴下

DEAR DIARY:

12月に入って、歳末助け合いの声があちこちから聞こえてくるようになると、妻と私は、以前住んでいたことのあるセカンド・アヴェニューのアパートメントの大家さんのことを懐かしく想い出す。その大家さんは毎年この時期になると、その年一年間、彼自身が履いた靴下を全部袋に入れて(もちろん綺麗に洗ってあるのだが)街に出て、街路にうずくまるホームレスの人たちに配って歩くのだ。大家さん曰く、ホームレスの人たちは靴下に不自由している人が多いのだそうだ。言うまでもなくニューヨークの冬は寒さが厳しい。その靴下は1年間使用されたお古ではあるが、1年で全部新しいものと取り換えなければならないほど傷むものではない。つまりこれは大家さん流の一つの人助けの方法なのだ。彼の人助けはこれだけではない、近所の歩道にたたずむ女性のホームレスが、冷たい残飯を手にしているのを目にしたとき、その残飯を預かって、自宅の電子レンジで暖めて返してあげたこともある。

彼はマンハッタン産まれのマンハッタン育ちで、ホームレスの人たちを身近に見て育った。そしてこのような行動こそが彼なりの恵まれない人々に対するリーチング・アウト(手を差し伸べる)の方法なのだ。このような行為は、一見、大したものではないように思えるかもしれない。そう、どうせなら、なぜ新しい食べ物を買ってあげないのか? 靴下でも、洋服でも、何か新しいものを買ってあげればいいのにと思われるかもしれない。でも、考えて見ようではないか、一体、どれだけ多くの人間が(つまり私たち一人ひとりが)困っている人のために、恵まれない人のために、どれだけのことを実際にしているだろうか? この大家さんは冷たい足を暖かくする手助けをし、時には冷たい残飯を暖めてあげる、確かにそんな大げさなことではない。しかし、もしもあなたの足やお腹が、寒さで震えていたとしたら、彼が届けたこの暖かさは神の恵みとすら感じられることだろう。

Dave Araki
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