Dear Diary:
ある日のこと、リンカン・センターの前でタクシーを探していると、ちょうどうまい具合に1台のタクシーがやってきて目の前にとまりました。そのタクシーから女性の乗客が降りてきて、私は入れ替わりに乗車しようとドアに近づきました。その時その女性と目が合って私は驚きました。
タクシーから降りてきたのは、エリザベス・テイラーでした。こんなに近くで、世紀の大スターを目の当たりにするなんて、想像もできないことでした。すれ違いざまに私に向けられた美しい瞳と優しい笑顔がとても印象的でした。
私はタクシーに乗り込むとき運転手さんに、「エリザベス・テイラーさんを乗せてらしたんですね。彼女が降りて私が乗ってくるなんて、とてもがっかりなさってるんじゃないかしら?」と声をかけました。
すると運転手さんはこう答えました、
「とんでもない、そんなことはちっとも関係ないですよ。誰でも同じ料金ですから!」
Marlyeen Stettner
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