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あなたならどうする?

Dear Diary:

先日、175番通りの地下鉄の駅でメトロカードに入金していたときのことです。駅には大勢の人がいて混雑していました。私の後ろに人の気配を感じながら、カードを取り出そうとしたその時、後ろから男の人の手が伸びてきて私のカードを素早く掴んで、自分のポケットに入れてしまいました。

私は驚いて振り向いて、大きな声で言いました、「私のカードよ、返してちょうだい!」 男は私の顔を一瞥すると、そのまま向こうへ歩いて去って行こうとしました。たまたまそばにいて、泥棒の一部始終を見ていた男性が「おい、返してあげろよ、ちゃんと見たぞ。それはこの人のカードじゃないか」と声をあげました。私とその人は一緒にカード泥棒の後を追いました。その人は勇敢にも泥棒の肩をつかまえてゆすったりもして、私のカードを取り戻そうとしてくれたのです。けれどもカード泥棒は私たちを無視して、争う素振りも見せず、ただ黙って歩き続けるのです。私は、誰か警察を呼んで、と声をあげましたが、周囲の人の誰もそれには応えてくれませんでした。男の後を追って地下鉄の階段を登り、私はとうとう歩道にまで出てきました。男が交差点の赤信号で立ち止まったとき、私の方を振り向いたので、私ははっきりと聴こえる声で言ってやりました、「あなた、私のカード盗んだでしょ。返してちょうだい。そのポケットに入ってるわよ」 男はポケットに手をやり、カードを取り出しました。そして目に涙を浮かべながら、「腹が減ってるんだ・・・」と言ったのです。私は、「分かったわ、困ってるのね。とにかくまず、そのカードを返してちょうだい。カードを返してもらうのが先。そうすればいくらかお金をあげるから」と言いました。するとその男は私のカードを返してくれて、私は5ドル札を取り出して男に渡しました。男は「ありがとう」と一言言い残してそのまま歩いて行きました。

しばし、その場にたたずんだまま、私は考えました、「私、何てことをしたのかしら? 20ドルのメトロカードのために命をリスクにさらしたってこと?!」

普通の泥棒なら、カードを奪った瞬間走って逃げ出したはずです。今回のこの泥棒の場合は少し様子が違っていました。逆に薄気味悪いという気さえします。実際どういうことだったのか訳が分かりません。家に帰って家族の皆にこの出来事のことを話すと、長男は、これこそニューヨークならではの話だと面白がっているし、次男は、「おかあさん、すごいじゃん!」と私の対応をほめてくれました。ところが夫はひどく驚いて、私の行為がどんなに危険極まりないことだったか、そして、もう二度とこんな危険なマネはしてはいけないと心底から心配して忠告してくれるのでした。それぞれの反応は異なってはいましたが、どれも的を射ていると私には思えてなりません。

Miriam Stern
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