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遅刻

Dear Diary:

先月のある日、無事に定年退職した日の次の日、つまり定年後の最初の日の朝のことだ。私はいつもより遅く起きて、ゆっくり身支度をして、散歩に出かけた。すると二人の男の子が(多分、五年生くらいだろう)後ろの方から走ってきた。どうやら学校に遅刻しそうであわてているようだ。四つ角で立ち止まると、背の低い方の男の子が息を切らせながら心配そうに、「ひどく叱られるんじゃないかな・・・」とつぶやいた。しばらく間があって、背の高い方がこう答えた。「ありえないさ! そんなことしたら(先生の方が)訴えられちゃうからな!!」 そして二人はまた元気に走りだした。

子供たちの後ろ姿を見ながら、、私は何事もなかったように歩き続けた。 どうして自分はこんな気のきいた考え方を55年前に思いつかなかったのだろうか、などと想いをめぐらしながら・・・。

Roger Callan

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訳者注:
投稿者のロジャーさん、長い間、遅刻など思いもよらぬほど、ずい分几帳面にお勤めされたんでしょうね。これからは肩の荷を下ろしてのんびり余生を過ごして頂きたいものです。
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