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忘れ得ぬ思い出

Dear Diary:

私はコネチカット州のニューロンドンに住んでいる。年に一、二回は車で三時間ほどドライブして、マンハッタンの自然博物館を訪ねるのを楽しみにしている。

数年前の夏、ガールフレンドと一緒に博物館へ向かっていた時、セントラルパークのあたりで道に迷ってしまった。地図を出して道を確認していると、公園の歩道を見なれた人が歩いているのが目にとまった。私の母だった。「母さん!」と声をかけると「ハロー、ノーマン」と、まるで家の前で出会ったときのように、いつも通りの笑顔でこたえてくれた。

母はニューロンドンからバスに乗ってやってきたのだが、何か気の利かない運転手だったようで、とんでもないところでバスを降ろされてしまったと嘆いていた。聖パトリック教会まで30ブロックも歩く羽目になったというのだ。なんでタクシーに乗らないのかと不思議に思って聞いてみると、「最後にタクシーに乗ったのはね、そうそう、あれはボートパーティーの時だったわ、その時の運転手がひどい運転手でね。ぼられちゃったのよ。それ以来タクシーはお断りよ」

我が家は海軍一家で、私もその一員なので、彼女が「ボートパーティー」と言ったときの「ボート」が潜水艦のことだというのはすぐにわかった。「なるほどね。もうこりごりって訳だ。ところで母さん、それっていつの話なの」

「1945年よ!」

私は母にタクシー代を手渡した。母はにっこりほほ笑んでまた歩き出した。もちろん彼女はタクシーには乗らないだろうし、あの頃のことを忘れることもないだろう。

Norm Sorensen
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