Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

マンハッタン放射線事情 その2

July 24, 2012
A Police Stop That Hardly Seemed Routine
By ZVI H. SZUBIN

Dear Diary:

サードアヴェニューをアップタウンの方向へ車を走らせていると、突然パトカーのサイレンの音が聞こえだした。私の車の真後ろだ。赤と青のライトを光らせながら、ぴったりと後ろにつけている。

「何てこった! 違反切符を切られるのか? 何かやっちまったか? さっきの信号か? いや、そんなはずはない。何かほかのことか・・・?」 車を脇に停めてウィンドウを降ろした。

黒塗りのSUVのパトカーから警察官が降りてきた。防弾チョッキをつけて武装した完全装備の警官だ。

「動くな! そのまま座席に座ってろ!」、うむを言わさぬ断固とした口調でそう言うと、携帯電話のようなものを私の顔のそばに突き出してその画面をちらちら見ながら、私のことを疑い深そうに見つめた。

私は免許証を手渡しながら、ちょっとそこまでペットボトルの水を買いに行くところなんだ、さっき病院で PET/CT スキャンを受けてきたところで、医者に水をたっぷり飲むように言われたから、と説明した。

警官は医者の名前を教えろと言った。これはまずいことになったと思った。その医者はこれからちょうど旅行にでかけると言っていたから、ひょっとすると旅行から彼女が戻ってくるまでの数日間、留置場に閉じ込められるかもしれない・・・。

「ああ、そういうこと。それならまあ、落ち着いてください。水、持ってこさせますよ」警官の表情が和らいだ。人のよさそうな別の警官がやってきて、「どうぞ、これ、飲んでください。遠慮はいりませんよ」、「それから、ちょっと申し訳ないんですがね、うちの新人に、一体どういうことなのかってのを、ここで説明させてもらっていいですかね?」

三人目の警官が車から降りてこちらへやってきた。このときにはもう、ああ、これは普通の交通取り締まりの警官じゃないな、ということが分かった。何か別の特別チームに違いなかった。

一番上役らしい警官が、例の携帯電話のような機械を私の顔に近づけて、新人警官に説明を始めた。「ほら、な、今は 4.5 だろ。最初に停めたときは 7.7 だった」

そうして、今度は私に向かって説明してくれた。「失礼ですがね、あなた、身体が放射性物質だらけなんですよ。それで我々はこうして停車させなきゃならなかったんですよ。でも、もうどんどん数値が下がってきてますからね。事情は分かりましたし、もう大丈夫ですよ。何でもありません」

ようやく停められたわけが分かって本当に安心したし、これはすごいことだと感心した。思わず大きな声で「いや、これはすごいね。素晴らしい仕事ぶりだ。君らはほんとにこの街の守護神だ!」と言ってしまったほどだ。

彼らには大きな借りが出来たような気分だ。ペットボトルの水のことだけじゃない。私の心に大きな安心と平穏をもたらしてくれたんだから!

人気ブログランキングへ  
にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報へ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
訳者注:
アメリカの核テロ対策はますます強化されているのでしょうね。福島での原発事故直後、2011年5月に掲載された「マンハッタン放射線事情」も、是非、ご覧になってください。

それにしても、パトカーに積んでいる計測器で、走っている別の車の運転手が発する放射線を感知した、というわけですよね。どれほど感度のいい計測器なんでしょう。それとも単に PET/CT スキャンで浴びる放射線がどれほど強いのかということを示しているだけかな?
関連記事

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

metro

Author:metro
metro172をフォローしましょう
にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報へ
人気ブログランキングへ
Click here ↑↑ everyday. Thanks!!

当ブログはリンクフリーです

最新トラックバック

検索フォーム

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。