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Philosopher-cabbie

Dear Diary:

私がちょうど12歳、1970年代の6月のある日のことでした。時刻は午後8時頃、アイスクリームを買って家に帰る途中、ブロードウェイをアップタウンの方に歩いていたときのことです。85番通りのそばまでくると、タクシーの運転手が私に向かってクラクションを鳴らしました。運転手は私の祖父と同じくらいの年恰好の老人で、私が無視して歩き続けていると、再びクラクションを鳴らして私に停まれと合図するのです。

車の窓際に身体を寄せてウィンドウを降ろしながら、「こんな時間に、こんなところを一人でほっつき歩いて、一体どういうつもりだい?」と、強いイディッシュ訛りで叱りつけてきました。

私は「はっ? 家に帰ってるだけですけど」と答えましたが、運転手さんは納得しません。「なんてこったい、あり得んだろ。お母さんはお前さんがこんな時間にこんなとこにいるってことを御承知なのかい? えっ? どうなんだい? 家まで送ってやるから早く後ろに乗るんだ!」

「はい? いや結構です。うちはここからもうすぐ、たった7ブロック先のとこですから」

「7ブロック! たった7ブロックだって!! こんな時間に、小さな女の子が一人きりで、その7ブロックの間にどんなことが起こるか、お前さんにゃわかっちゃない。さ、早く乗るんだ!!」

私は気をつけるから大丈夫と説明し、それにお金も持っていないからと伝え、丁寧にご厚意に感謝して、その場を離れて再び歩き始めました。すると、また大きな音でクラクションが鳴らされて、太い声が続きました。「乗るんだ!!」

結局私はタクシーに乗って家まで送ってもらうことにしました。そして7ブロックの間、運転手さんから、こんこんとお説教を聞かされ続けたのでした。

昔のニューヨークには、こんな "philosopher-cabbie" とでも呼ぶべき運転手さんが確かにいましたよね。

Maggie Topkis
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