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目利き

January 2, 2013
A Hidden Warrior in the Park
By MICHAEL DOMINO

Dear Diary:

11月の半ばのある日の夕方、アッパー・イースト・サイドの公園を散歩していたとき、一人の男と出会った。お互い何度か見かけたことはあるが、これまで言葉を交わしたことはない。たまたま眼があったので簡単なあいさつをして世間話を始めた。男は友人のジャックラッセルテリアを散歩させている途中だという。我々が話しをしている間、テリア犬はそばに据え付けられていた公園のゴミ箱の底の方を忙しく嗅ぎまわっていた。まあ、どんな犬でも似たようなことをするものだ。

会話は続いて、お互いどんな仕事をしているのかというところまできた。男は古いアート作品を仕入れて販売する仕事をしていると言った。ちょうどそのとき、ジャック・ラッセル・テリアがヒモを強く引っ張ったので、我々二人の視線は同時にそちらへ向かった。

ゴミ箱の上に何かが見えている。男は近づいて中をのぞくと手を伸ばしてそれを取り出した。ゴミ箱から出てきたのは金属製のインディアンの置物だ。弓につがえた矢を引き絞り、まさにこれから戦いを始めようという勇ましい表情のインディアンの像だ。

「これだよ、これが私の仕事さ」男は言った。「こういうのをいつも探してるんだ!」

これには我々二人とも大いに驚いた。

男はその像を私に手渡した。「こいつはブロンズだろな。立派なもんじゃないか。持って帰るといい」と私は言った。

「不思議なことがあるもんだ。たぶんガラクタだと思うけど・・・」と男は言った。

「かっこいいじゃないか。いらないんなら私がもらうよ」と言うと男は、

「うーん、88丁目の骨董屋に持っていけば、いいとこ50ドルくらいにはなるかな。看板の出てない店だけどね」と言った。

私は、「いや、きっとそれ以上で売れると思うね。まあとにかく持って行って頑張ってみたらどうだい」と言いながらインディアンの像を男に渡して、そのまま別れた。

次の日の朝、その男からEメールが届いた。背中を押してもらったことに感謝するという御礼のメールだった。あの「インディアン」の像がなんと400ドルで売れたのだそうだ。それで、どうしても私にディナーをごちそうしたいとのことだった。

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