January 22, 2013
Carded at Age 77
By MORT YOUNGDear Diary:
1月2日の誕生日で80歳になった。いつも誕生祝いの席で簡単なスピーチをするのだが、今回は誕生日の数日前に、それにちょうどいい面白い話しを思い出したのでその話をした。それは私がまだ77歳のときに近くのスーパーマーケットに出かけた時の話だ。
6本入のビール缶を手にしてレジに向かうと、そばにいた店長がレジの若い女性店員に注意深い視線をやっているのに気がついた。私はこの店の常連なので、その子が新入りの店員だということは分かっていた。ビール缶をレジに通す前に彼女は私にこう言った。
「年令確認ができるIDをおみせください」
「え、 なぜだい?」
「確認しなきゃいけないんです」
「冗談だろ?」
「きまりなんです」
「そんなばかげたこと! わしを見りゃわかるだろ」
困惑の表情を浮かべて「店長に聞いてみないと・・・」と言うと、店長がすぐにやってきてこう言った。「彼女は正しいんです。今後、当店でアルコールを購入される方については、例外なく年齢確認することになってます」
その言い方はまったく議論の余地のないものだった。私は運転免許証を取り出して、やっと支払いを済ませて、ビールを受け取って店を出た。
これは一体どういうことなのか、歩きながら考えた。そしてようやくある考えにたどり着いた。私の年令を確認したのは、未成年かどうかということをチェックするためではなくて、逆に、歳をとり過ぎていないかどうかをチェックしたかったのに違いない!
ちなみにその後、同じ店でビールを買ったとき、くだんのルールはもう撤廃されていたし、店長も新しい人に代わっていた。
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