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ナイトトレイン

June 8, 2012His Night Train and His DogBy MARSHALL ARISMANDear Diary:昔と違って、アッパーイーストサイドの街角では昼間から飲んだくれている酔っ払いは見かけなくなった。代わりによく目にするのはジョギング姿の金融マンや、子犬を抱いて散歩する女性の姿だ。かつてよく見かけた酔っ払いの中でとくに懐かしく思い出されるのは、いつもビルという名前の犬と一緒にいた男のことだ。1970年代の頃、町の酔っ払いの定番は「...

ボードウォーク

June 6, 2012Boardwalk SurprisesBy ANDREA SCHECHTERSuzanne DeChillo/The New York TimesThe Long Beach boardwalk.Dear Diary:ロングビーチのボードウォークは私のお気に入りの散歩コースです。今週もいつものように散歩したのですが、ちょっとおもしろいできことが二つあったのでご紹介します。ボードウォークの脇にある公衆トイレには三つの洗面台があって、かつてはその正面の壁に三つの鏡が並んで貼ってありました。まあ、...

人間 vs iPhone

May 25, 2012A Human Versus iPhone’s SiriBy EDWARD G. MILLERDear Diary:土曜日の午後、セントラルパークのベンチに腰掛けて、今話題のiPhone の新しいアプリ、Siri(シリ)を試してみた。こちらが声を出して何か質問すると、iPhone が音声で答えてくれるというアプリだ。面白そうじゃないか。ほんとにちゃんと答えてくれるかどうか確かめてみようと思って、まずは答えを知ってる簡単なことから聞いていてみることにした。iPhone...

一つのベンチ、二つの想い出

May 18, 2012One Bench, Two Memories, in Central ParkBy MARJORIE SENECHALSuzanne DeChillo/The New York TimesDear Diary:その日、いくつか用事があってマンハッタンまで出てきました(私はマッサチューセッツ州に住んでいます)。午後に少し空き時間ができたので、とても寒くて、しかも雨が降っているというあいにくの天気でしたけれど、何はともあれセントラルパークへ足を運ぶことにしました。雨のセントラルパークというの...

素朴な疑問

May 15, 2012A Question Inspired by the Skyline By LEISA JAMISONDear Diary, 郊外に住んでいる末の娘が訪ねて来ました。この子にとっては初めてのニューヨークです。田舎暮らしということもあって、地下鉄には乗りたくないと言うので、出かけるときは私が毎回車を運転して連れて行くことにしました。ある日の午後、マンハッタンに出かけたときに、高層ビルの谷間を縫って走る車の中から、周りのビルを珍しそうに見上げていた娘...

母の日

May 11, 2012An Annual Mother’s Day ConversationBy JOHN E. HIRSCHDear Diary:場所:花屋さんの店先時:「母の日」の前の土曜日登場人物:中年の紳士とご老人。二人はお店の棚にずらりと並んだ美しい鉢植えの花を前にして、どれにしようかと真剣に選んでいる。聞こえてきた二人の会話:「彼女はあなたの妻じゃないですか」「なに、あれはおまえの母さんだ」結論:これは毎年この時期恒例の「父と息子の会話」ってやつでしょうな...

鳥の餌

Dear Diary:ある土曜日の朝、カメラを持ってセントラルパークへ出かけた。この前に来た時にちょっと見かけたエボシガラの姿が忘れられなくて、何とかこのカメラでその姿を写してみたいと思ったのだ。この日も何度かその姿をちらっと見かけたが、動きが素早くてどうもうまく撮影できない。そうしていると前方のベンチに腰掛けた一人のご婦人が鳥に餌をあげている姿が目に入った。手に持った紙袋からひとつかみ取り出してはパッとば...

レジに並べば

DEAR DIARY:少し前のできごとです。一つだけ買いものがあって、アッパーウェストサイドの「ブロードウェイ・ファーム(食料品店)」に立ち寄りました。レジのカウンターに私が選んだ品物を置いて会計を済ませようとすると、横から買い物かご一杯に商品をのせた男の人が現れて、私と同じレジのカウンターにドンと置きました。「俺が先だ。ほとんど同時だったようだがな、俺の方が早かった」その人は私の顔を見て、レジの人を見て、...

have a nice day

Dear Diary:何ヶ月か前、マンハッタンに出張して七番街にあるオフィスビルへ向かった。 マンハッタンのこういうビルを訪問するのはもうすっかり慣れっこだ。ドアマンに名前と用件を告げる、ドアマンが訪問先のオフィスに電話して私の来訪を告げて確認をとるまで待つ、来客名簿に名前と時刻を書きこむ、こうしてようやく通してもらえるというわけだ。そのときも私は、静かなロビーの片隅に座っているドアマンのデスクに真っ直ぐ向...

車内放送

Dear Diary:地下鉄6番線に乗っていたときのことでした。車内のスピーカーからいつも変わらぬ車掌さんのアナウンスが聞こえてきました。「Ladeies and gentlemen ...」 のんびり目を閉じていた私は何となく後に続く言葉を想像していました。例えば「何か不審な物を見つけた場合は・・・」とか。ところが実際に聞こえてきたのは、これまでに一度も聞いたことのないアナウンスでした。「妊娠している人(a pregnant person)がいらっ...

一輪車

DEAR DIARY:先月、この季節には珍しく穏やかな気持ちのいいある日のこと。ボーイフレンドと一緒に14番通りを歩いていた時、一人の若い男の人が歩道の端で何かしているのに気がつきました。その人はパーキンメーターによりかかって一輪車に乗ろうとしていたのです。私達二人は思わず立ち止まってその様子を見ていると、慣れた様子で鮮やかに一輪車にまたがって、歩道の人ごみの中を颯爽と走り去って行ってしまいました。あの人って...

新年の誓い

新年の誓い毎日ネコを撫でることやわらかな毛並みが金色に輝くまでパソコンの画面に向かってネットサーフィンすること世界中の最新の食べ物情報を毎日チェック本日のクッキー、パイ、それにケーキ!この誓いならきっと守れるわFelicia Nimue Ackermanーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー訳者注:これなら確かに守れそうな気がしますね。参考までに原文を貼りつけておきます。MY NEW...

公衆電話にて

Dear Diary:今ではすっかり少なくなってしまった街角の公衆電話だが、ある日、人ごみと車の音でうるさい通りを歩いていて歩道の端に並んだ二台の公衆電話を見つけた。ちょうどいい。静かなところを探していたのだ。透明なプラスチックの板で囲われたそのブースの一つに入って、携帯電話をかけることにした。見ると、もう一方のブースには黒衣をまとった修道女が入っていて、公衆電話の受話器を握り、何か深刻そうな顔をしている。...

魚釣り

DEAR DIARY:マンハッタンの釣具専門店「アーバン・アングラー」で品定めをしていた。お目当てはフライ・ロッドだ(フライフィッシング用の竿)。いくつか手にとってチェックしていたら店員が、何本か持って通りの向こう側にある公園で試しに振ってみるといいですよと言った。なるほど、そうさせてもらうことにした。公園の芝生の上で何度か竿を振っていたら制服を着た公園の管理人が近づいてきた。「ここは魚釣り禁止です」「ああ...

標識

DEAR DIARY: ニューヨークの街なかにある標識には誤解を招きやすいものがあって、慣れない人たちを困らせてしまうことがあります。ある日、二番街のバス停でバスを待っていると、二人のご婦人がそばに立っている標識をまじまじと見つめていました。二人は何かスエーデン語のような外国語で会話をしていたのですが、どうも標識に書いてあることに困惑している様子でした。私は外国からの旅行客には親切にしなきゃと思って、助け舟を...

忠告

DEAR DIARY: あれは丸一年以上前の冬のことでした。ホリデー・シーズン真っ最中で街全体がクリスマスの華やかな飾り付けに満ち溢れていました。それまで何ヶ月もの間ずっと私のことに興味を持っていたらしいその人が、ついに私のことをデートに誘ったのです。自分でも嫌になるほどスケートが苦手な私ですが、その晩、ロックフェラー・センターのスケート場で一緒に過ごした初めてのデートは予想以上に楽しかったです。ロックフェラ...

母は強し

DEAR DIARYスターバックスで隣の席から聞こえてきた会話「一体どういうこと? 国家機密か何かってこと? いつになったら彼女に会わせてくれるの?」「あのね、母さん、彼女はシャイなんだよ」「まあ、我が家じゃ、そんなのありえないわよ」「頼むよ母さん、そのうち連れてくるからさ」「いつ? 22世紀? 私はそんなに長く待てないわよ」「今度の休みさ、約束するよ」「あなたの彼女、ジューイッシュっていうのは間違いないの...

自己責任

Dear Diary:去年のクリスマス前の日曜日のお話しね。60番通りのディランズ・キャンディー・バー(超有名なキャンディー専門店)にクリスマスのお買い物に行ったの。まあ、お店が混んでることといったら、それはすごかったわよ。信じられないくらい混みあってたわ。入り口のドアのそばに立っていたお店の係の人が、途切れなく入ってくるお客さんの行列に向かって、大きな声で色んなことを注意していたの。例えば、ドアの近くはあぶ...

後輩よ後に続け!

Dear Diary:こないだの日曜日にレキシントン・アヴェニューを歩いていた時のことです:通りすがりに、20代くらいの男の人が友人に話している声が聞こえてきました。「そんなに前のことじゃないんだぜ。あのころの彼女は独身でさ、好きなように気楽に一人で暮らしてたのさ。それがどうだい、今じゃ、もう結婚しちゃってさ、しかもネコ二匹の世話までしてるんだ!」三人の子を持つ母親としては、とっても頼もしいお話だと思ったわ!L...

初めての経験

Dear Diary:私は産まれも育ちもニューヨーク、生粋のニューヨーカーです。もう何十年もアッパー・ウェスト・サイドのアパートメントで暮らしています。そういうわけですから、この街で暮らしていれば誰だって経験する、知らない人との言い争いやちょっとしたもめごとなどには、まあ、もうすっかり慣れっこなんですね。そんな私が、つい先日経験したちょっと珍しいもめごとをご紹介いたしましょう。その時私はブロードウェイの歩道...

熱い口づけ

Dear Diary:ある日の夜、冷たい風の吹きすさぶ中、アッパー・イースト・サイドのバス停でバスを待っていた時のことだった。少し離れた歩道の上で若いカップルがひしと抱き合ったまま熱いキスを交わしていた。男性の方は季節はずれのショートパンツにスニーカーという出で立ちだったが、まるで寒さなど感じていないようだった。彼女の方は大きなバックパックを背中に背負っていた。その重みで後ろに引き離されそうになってもよさそ...

ピクルスとスカーフ

Dear Diary:アッパー・ウェスト・サイドのうちの近所でフリーマーケットをやっているというので、ちょっと出かけてきました。手作りのピクルスをたくさん並べた屋台があって、そこで一つ買い物をしようと列に並びました。すると私の前に並んでいたご婦人のその甲高い声と、すごく横柄な態度にびっくりしてしまいました。屋台のおじさんはとても穏やかで辛抱強い人でした。その人に向かってこのご婦人は、もうこれ以上失礼なものの...

俳句(Haiku)

管理人がいつも楽しく読ませていただいているブログに「ニューヨークの遊び方」というのがあります。最新のニューヨーク情報を綺麗な写真と簡潔にまとまった文章で紹介してくれています。先日、そのブログで面白い話題が取り上げられていたのでご紹介します。「なんと、ニューヨークに俳句つき交通標識が登場!!!」そう、ニューヨークに俳句で書かれた交通標識が登場したというお話です。実際それがどんなものかはリンク先のエント...

ヨガ教室で

Dear Diary:【コロンバス・アヴェニューのヨガ教室、生徒の数は25人】ダニエラ: 「まあ、あなた、私、あなたに会ったことあるわよ!」私: 「え? 私ですか? 私、アッパー・ウェスト・サイドの方に住んでるんですけど・・・」ダニエラ: 「あら、それじゃ、きっと人違いだわ。私、チェルシーに住んでるの。ごめんなさいね、勘違いしちゃって」ハリエット(私たちのやりとりをそばで聞いていて): 「アッパー・ウェスト・...

サンクスギビングのお祝い

「HAPPY THANKSGIVING?」お招きした人たちの中には、お肉の料理に指一本触れない人がいますコレステロールのことをひどく用心している人も一体どうやっておもてなしすればいいのかしらこんな風に色んなものを食べたがらない人たちを何だか嫌々食卓についたような人たちを一週間かけて用意したこのお料理!いちいち慎重に選り分けて、つまみ食いどんなに真心込めて作ったかコートを羽織って出ていくまでは、とにかく我慢だわ来年は...

ああ、勘違い

Dear Diary:かかりつけの整形外科のクリニックがユニオンスクェアに引っ越したというので、事務所のアシスタントに正確な場所を調べておくよう頼んでおきました。予約の日が来たのでオフィスから出る前に道順の説明を受けました。その説明はとても細かくて念入りなもので、最後に二回、入り口の看板に「OW, BONE PAIN.」と書いてあるから見逃さないようにと言われました。説明してもらった通りの道筋をたどって、地下鉄の出口から...

ニューヨーク流 問題解決法

Dear Diary:切手を貼った郵便物をいくつか抱えてオフィスを出た。エレベーターで一階に降り、玄関ロビーから表へ出て、小走りで通りの反対側に渡った。するとどうしたことか、いつもそこにあった青色の大きな郵便ポストがない! なくなっているのだ!!わけが分からなくて、そのまま引き返した。ロビーの係員に、一体あの郵便ポストに何が起きたのかと尋ねてみると、「ああ、あれね、あれは撤去されたんだよ。いつも問題だらけの...

ビッグ・ブラザー

Dear Diary:リンカーン・プラザの映画館に入ってちょうど座席に腰掛けた時だった。コロラド・スプリングスに住んでいる長兄からずいぶん久しぶりにメールが届いた。何事かと思って開けてみると「ついさっきブロードウェイの64丁目のあたりを歩いていなかったか?」と書いてある。僕はびっくりして慌てて返事した。「ああ、そうだよ。どうして分かったの?!」その後のメールでようやく事情が分かった。長兄の奥さんの甥(ソルトレ...

サインしました

Dear Diary:それはもうずい分昔、1980年代のある日のことでした。コロンバス・アヴェニューのデリで買い物をするためにカウンターの列に並んでいました。そのとき私の後ろに並んでいる女性が何やら私のことを話しているらしいのに気がつきました。何だろうと思って振り向くと、その女性が話しかけてきました。後ろの女性:「わ、やっぱり、ほら、あのテレビに出てる人でしょ! やだっ、なんていう番組だか忘れちゃったけど、すっ...

パーティーのお知らせ

DEAR DIARY: この古いアパートメントで暮らす住人の中では、私はもう相当の古株になってしまった。これまでに多くの住人が入れ替わり立ち替わりして、最近では益々若い家族や、30代の独り者などが増えてきたようだ。ある日の夕方家に戻ってみると、玄関ドアに紙片がはさんである。それは同じ階に最近引っ越してきた30代くらいの女性からのメモだった。来週自分のところでカクテル・パーティーを開くというのだ。これを見て私は...

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